6月23日
五島長崎国際トライアスロン大会 レポート
所属 VIKING長崎・まつお産婦人科クリニック・諸江内科循環器科
/長崎県協会
東 夏海

結果 38位/634人  Aタイプ 女子総合優勝
タイム 11:10:53 スイム01:01:48 バイク05:32:18 ラン04:36:47

 台風のためフェリーが欠航となり、半日遅い現地入りとなった。登録・受付などが次の日となり、準備する時間が短くなったが、バラモンキングは3度目の出場であったため落ち着いて準備ができた。

■スイム
 10分前に入水し、フローティングスタート。
 今回、事前にコースをチェックし把握していたものの、流されてしまったり、目標物が見えづらかったりでまともに泳げなかった。何度も前の選手についていこうとしたが、上手くつけなかったことと、前の選手も流されていてどのように泳ぐべきか迷った。競技中、上手く泳げていないことがわかり、上がってから見たタイムもよくなかったので、焦った。スイムゴール時は自分の順位がよく分からなかったが、トランジッションは上手くいき、総合7位通過。
 ■バイク
 バイクは、いけるところまで行く作戦とした。昨年は、120キロから撃沈してしまったこともあり、今年は最後までもたせたいという思いもあったが、チャンスは逃さないことを頭において、スタートした。
 自分のペースで眈々といっていると、15キロ地点くらいでバラモンキング優勝経験者に抜かれ、チャンス到来。ここが踏ん張りどころと思い、目標にさせていただいて進んだ。1分1秒でも前の選手のスピードで行けたらと思い、上りで離され、下りで追いつきを繰り返し、必死に食らいついた。
 始めは補給を取ることができたが、なかなか消化されず胃に残っていて、次の摂取ができなくなった。取らなくてはいけないとわかっていながらもとる余裕がなかった。
 また、今年も120キロくらいで足の疲れがでて、前の選手が見えなくなるほど離され、2分半まで差がついていると声援が聞こえた。
 150キロ過ぎたところで、やっとお腹が空き、補給した。エネルギーが足りるか心配が残るまま、バイクフィニッシュ。フィニッシュ地点では、前の選手と1分まで差を縮め、4位通過となった。

■ラン
 バイクで心配していた膝も腰も痛くなく、スムーズにランスタートできた。
 始めの14キロはキロ5分半くらいで、気持ちよく行くことができた。しかし、自分ではペースが落ちている気はしなかったが、だんだんキロ6分近くなり、足がつりはじめ痛くてキロ6分半まで落ちて28キロ通過した。そのくらいから、腹痛とめまいがして具合が悪くなった。止まって歩いて補給して、なんとか進んだ。
 具合が悪くなってからの10キロくらいのことはよく思い出すことができないが、チームメイトをはじめ、多くの方に応援してもらいパワーをいただいた。
最後まで苦しいレースとなったが、なんとかゴールできた。

◎総評◎
 今回、バイク終了時、総合4位(外国人2人、バラモンキング優勝経験者の日本人の次)となり、見せ場を作ることができた。
 結果として優勝できたが、補給が上手くいかず、ランでは歩いてしまった。そんな私に気持ちのこもった応援をしていただいたことを思い出すと、どうして最後まで走ることができなかったのだろうと悔しい気持ちも残るレースとなってしまった。次こそは、この気持ちをパワーに変えて頑張りたい。
 課題の残ったスイム、ランに加え、バイクも現状に満足せず、もっと上を目指していく所存です。

最後となりましたが、大会スタッフ、ボランティア、沿道で応援してくださった皆様、ありがとうございました。
 一年を通して練習を共にしていただいたり、バラモンキングに向けての意気込み見せていただけたりしたチームメイトの皆様、ありがとうございました。
更なる飛躍を目指し、精進してまいりますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。


文責:なっちゃん