6月15日
五島長崎国際トライアスロン大会 レポート

金曜日に朝一のフェリーで五島入り。迎えるレースに心わくわくしながら準備にかかる。受付にてゼッケン等もらい、競技説明会に出席。大会を通じて知り合った鉄人達との再会。皆んないい顔している。気持ち高ぶらせながら就寝。・・・・寝れない。去年痛めた腰の影響でベッドの柔らかさになじまずゴロゴロ寝返りを打つのみで熟睡出来ない。

ボーっとした目覚め。土曜日は朝から新しくなったランコースへとサイクリング。暑くもなく丁度いい気温。少し風があるが、涼しい感じだった。午後からバイクを富江のスイム会場まで自走。これで準備万端。夜は8時半位からベッドに入るが、寝れない。ウトウトしながら朝を迎えてしまった。

朝食を摂るが、少ししか食べれないこの時点で、今回のレースの流れが決まってしまったことを感じた。無理せず完走を目標に切換え。スイム会場へ向かうバスの中で、10分程眠れた。会場到着後すぐに補給食を摂る。そしてバイクに補給食を詰込む。暑くもなくちょうどいい気温。

少し風が強い中スイムスタート。バトルを避けるため一番右側のギリギリからスタート。去年の二の舞を避けようと廻りがばらけるのを待って泳ぎだす。第1ブイを廻った頃から何故か息が上がり始めた。クロールの息継ぎでは息が続かない。背泳ぎに切換えるが、溺れているように見えるので良くないと聞いた事を思い出してまたクロールに戻す。しかし息継ぎができない。あきらめて平泳ぎでゆっくり進む。依然として息は上がったまま第2ブイを廻る。微妙な感じだったが少しづつ調子を取り戻し、クロールで泳ぎ始める。息が上がらないようにマイペースを心掛け、なんとか1周目を泳ぎきった。2周目は大回りして少しロスしたが、廻りを泳ぐ人を捉える泳ぎができていたのは非常に嬉しかった。最後まで集中出来、1時間31分余りでスイムアップできた。

バイクスタート。補給食を詰込みながら富江周回を廻るが身体に力が入らない。100%の体調に合わせたバイクセッティングのポジションを維持出来ない。吐き気で大きく呼吸出来ないのでブルホーンをもつ時間が長い。富江を抜け地蔵トンネルを抜け走っていると反対車線を『アオダイショウ』が横切っていた。ヘビの動きを思い出しながら先を目指す。上りが全く走れていなかったので下りで飛ばす。高浜海水浴場付近では、昨年より8分位遅い。が、遅れを取り戻せる程の体力も気力もなかった。補給食は胃にひっかかたみたいになかなか落ちていかない。淡々と、バイクパートが終わるのを待つ走りしかできなかった。

140km辺りから本格的なハンガーノック。眠気まで感じるようになり完全に集中を欠いていた時にリアのチェーン落ち。必死で外そうとするが食い込んでしまってなかなか外れない。なんとか外すが手は真っ黒。坂の真っ只中だったので後続の選手の迷惑にならないように再スタート。中央公園を過ぎる頃からDHポジションを取れなくなりどんどん抜かれる。でも心配事は、抜かれる事よりランで走れるかだった。その事だけを考えながらバイクフィニッシュ。6時間34分余り。

心配は、現実となっていた。走ろうという気力が湧かない。最初の1kmが、8分オーバー。心を決め、長い道のり何処かで走れるようになるかもしれない『ガマン』だと言い聞かせて走り続けた。4km過ぎて最初ののぼりが終わり下りに差し掛かると落ちていくような走りで平坦区間にでた。何となく身体が動き始めた。嬉しくて舞い上がりそうだった。下りで身体が揺れたからだろうかバイクで詰込んだ補給食が胃にたまっていた分が落ちていったみたいだ。次のエイドで、水をかぶり気持ち新たに走り始める。ペースは分からないが、走れていた。結局23km付近までは同じペースだったと思う。残り20km付近のエイドでリフレッシュしようとコーラ(ペプシ)水かぶり、オレンジのフルコース。

さあこれからという時、右ひざの内側に痛みがはしった。バイクのチェーン落ちで足をついた時に何となく違和感を感じた箇所だ。でも痛みもレースの一部と分かっていたのでビッコをひきながら走り始めた。ビッコのまま1kmほど進むと今度は、左膝外側に痛みが出てきた。残りは膝をかばいながら足裏で地面を押すようにして走る。ペースは落ちるが充実していた。チームメイトとすれ違うのが待ち遠しくてたまらなかった。ハイタッチで力をもらいエールを送り合う。五島の方々が、レースを終えたチームメイトが、チーム関係者が、至る所で応援してくれる。喜びに溢れながらフィニッシュ。5時間8分余り、総合13時間13分35秒。

たくさんの人に背中を押してもらった。また来年も参加しようと思いますので声援お願いします。今大会に関係された皆さんに感謝します。五島の皆さんありがとうございました。

文責 晴れ男さん
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