◆2003 No.1◆


小湊 香喜さん「2003指宿トライアスロン大会!」
in 鹿児島指宿
2003年5月25日
一週間前から晴天続きだったので「まさかねぇ…」みたいなのはありましたけど…。 天気最悪でした。
週間天気もしっかり“雨”って確認してたんすけどまぁ信じたくないのが100%!
前日に鹿児島入りした時にすでに真っ暗。そして原ちゃんからのエールメールに「明日70%〜100%らしいよ」で改めて自覚せざるを得なくなりました。
自分実家が指宿近くの枕崎ってとこなんでまぁ地元大会ってこともあり気合い充分に入れてたんですけどね。
当日しっかり案の定暴風雨100%でした。
前日からのこともあって会場の「スイム中止!!」のお知らせも「あーねっ」て感じでそれより大会があるのかさえ心配でしたけどなんとかデュアスロン決行になりました。(勿論、暴風雨です)

まず1.2qラン。ウェーブスタートの4順目。
トップとはこの時点で4分あいてるんである意味自分との戦いを再確認しました。
最初のトランジッションで混雑したくなく出来るだけ先頭で行きたかったんでがんばったんですけど前のグループの人たちと結局はガチ合ってやっぱりゴタゴタしてました。今だ大雨の中です。

今回頑張ろうって思ってたバイク。こんな天気なんでドラフティングありでした。なんとも言えませんが…
とりあえず前だけを見て頑張ってふみました。冬にがんばって練習したんでちょっと自信もついてたんで。
周回コースのメイン会場前のストレートも逆風でしんどかったです。最後まで一人旅でした。きつかったです。
けど雨降ってたおかげというか呼吸は比較的らくにできた気がします。

トランジッションがまだまだ下手いのでバイクおりてシューズはきかえるまでの間、片方バイクシューズ、片方裸足のへんてこりんでヨタヨタしてしまって結局片方芝生べったりつけたままランに向かいました。
もう足パンパンだったんですけど3人パックだった為このまま行こうと、自分には少々ハイペースでしたがついていきました。
これまた雨で呼吸は楽でしたけど足にきはじめました。
気持ちで短くつなごうと思ってとりあえず折り返しのホテルまで頑張ろうと思ってた5qあたりで早川くんに抜かれてしまいました。ありぁ〜とは思いましたけど最後まで気持ちはつなごうと思って頑張りました。

酒見、中園くんなど声をかけつつかけられつつ、ランは結局43分かかってました。
もっといけるかもと思っていた過信はひとつづつのタイムを見るとやっぱり納得でした。
これが今の実力だと思うのでしっかりうけとめ、今後の天草、長崎大島にむけてまた課題ができてよかったです。
今回総合17位。まだまだ練習不足だと思うし、もっともっと厳しくいこうと思います。
ゴールしてへたり込むくらい追い込めるような精神力もあわせて、気持ちで負けない様に…!
ちなみに指宿大会でスイム中止は初めてらしいです。
バイキングの皆さん応援ありがとうございました!
終わり


井上 健司さん「2003アイアンマンジャパン」
in アイアンマンJP五島長崎
2003年5月18日
今年も、福江の地にやって来た。
今回のレースは、ある目的をもって臨む。10時間台でのゴール!(過去2年はいずれも12時間台での完走)
レース当日の朝、昨年とは全く違う海がありました。風は微風、波はなく、試泳で海にはいると冷たくない。程良い水温。 よし、これはいいタイムが出るぞと思いスタート時間を待つ。(スイム目標1時間14分)

さぁ、スタート 最初のうちはお決まりのバトルに巻き込まれるが、気をしっかり持ちながら前へ進む。 その後、バトルもなくなりマイペースで泳ぎ出す、今回は海の透明感もあり下に泳ぐ小魚まではっきりと見えた。 こんなに気持ちよく泳げる機会は、そんなに無いなーと思ってるうちにゴール。(1時間12分台)目標タイムクリ ア。

次はバイク。
着替えテントに入ると、満員電車一歩手前状態、人と人との隙間を見つけ、バイクウェアを身にまとい出陣!
自分のスイムの位置は過去の実績からすると大体、全参加者の3分の1程度の位置だから、今300番位かなと思いながら、 とにかく前に行く人を抜いて行くしかない。(バイク目標5時間50分)
とにかく、今年は坂を中心に練習してきた、積極的に行こうと思いペダルを回す。
しかし、さすがにアイアンマンは強者揃い、抜きつ抜かれつを繰り返す。

途中、トップのローダレーダーが、周回遅れの自分たちを上り坂で抜いていく。
「あれが上り坂の走り・・・・・。」言葉を失ってしまうくらい速い。
その後、衝撃が刺激に変わり、心の中で攻めろ!前へ前へ!と言い続け、進む。
180kmの距離を終え、バイクゴールに到着(6時間4分台)

ランの着替えテントに入り、着替えながら、時間を確認する。ランスプリット3時間40分位で行かないと、10時間台は出せない。気が焦り、 めいる。
もう、この時点で時計を見るのをやめた、見ると計算してしまい走りが 悪くなるような気がする。過去2年のアイアンマンは、いずれもランで 4時間台、今年の宮古島でもランで失敗しているので、とにかく悔いのないように 走ろうと言い聞かせる。穏やかな天候が幸いしてか、何となくランニン グの形になって進んでいるが、3時間40分の走りじゃ無いなーと思いながらも、 足を前へ運ぶ。

いよいよ、最終の600m地点、ここからがアイアンマ ンを走り遂げて良かったと肌で感じる感謝感激ロード!
沢山の人たちとハイタッチをしながら、ゴール。(11時間15分17秒 総合158位)

今回、自分自身の目標10時間台は達成できませんでしたが、ゴールタ イムが今の自分の実力だと思います。
同じカテゴリー(E)クラスで29位。
聖地ハワイに出場するには、ま だまだ、たくさんのトライアスリートが立ちはだかっています。
とにかく、今後も前向きな姿勢で進み、自分の体と対話し、必ずいつか はハワイ出場を手にしたいと思います。

福江の皆様、関係者の皆様、アイアンマンが開催され、ここにゴール出 来たことを感謝致します。
有り難うございました。 
終わり


多田 陽子「I am IRONMAN!!」
in アイアンマンJP五島長崎
2003年5月18日
朝6時50分頃。砂浜でスタートを待つ。
フローティングスタートなので、スイムの早いしげ・志郎・しのぶは100m先の先頭ラインまで行く。ここでお別れ。
いよいよ一人きりの戦いが始まる。私も50mラインまで行こうと思い泳ぎ出したが、怖じ気づいて戻った。
スタート10分前に、逆戻りしている選手なんて私くらい(笑)
6時55分頃になり、今度は行った。周りの人はみんなロープに乗っていた。

ついにスタート!何がなんだかわからないが、泳ぎ出した!幸い私の周囲にはなんのバトルもなかった。
でも、やばい〜〜怖い!!息が出来なくて溺れてしまいそう!本気でそう思った。
しかし、徐々に慣れてきて、この調子ならずっと泳ぎ続けれる、怖くない怖くない、と思い出した。
私はずばり「ロープ近くを泳ぐ作戦!」泳ぎながらずっと常に、ロープを確認していた。
しかし途中に置いてある巨大な浮き輪に何度も激突!
それでもロープの近くという安心感が私を支えていたので、ずっとロープ際を泳いだ。
なんとか1周終わり、陸の折返しまで、フラフラ走った。そこで45分!
いける!2時間以内ならバイクに移れるから、がんばれ!そう思った。

2周目になると、回りに人が少なくなった。ふと、ロープに立っている人が見える。きっとこの人も必死だ。
そしてその人は、少し泳ぐとまたロープに立った。ずっとその繰り返し。
なのに、泳ぎ続けている私とその人のペースは、1km程ずっと同じだった。泳ぎながら「私って遅いな〜〜」と思った。
2周目の折返しもおわり、あと900m!でも手が寒くてかじかんできた。
それでも大丈夫、あと少し!ここさえ泳ぎきれば、得意のバイクに移れる!と自分を励ました。

やっとSWIMが終わり、1時間45分。あれれ、2週目は1時間もかかっちゃった。
でもやったーー!制限時間は無事クリアー!トランジッションはなんと13分もかかった。

やっとこれからBIKE。SWIMが遅い為周りには誰もおらず、全開でとばす。早く誰か見たい。
一人目が見えてきた。あっさり抜いて快走中!よし!抜いた人数を数えて行こう!
と順調に飛ばしつづけたが、80km辺りで疲れがきた。
あれー息が苦しい!どうも過呼吸のよう。ヤバイヤバイ!
でも止まりたくはないので、こぐ足だけとめて、思いっきり息をはく。
少しマシになり、そのまま進む。

計3回通るあの3kmの峠、2回目に差し掛かった。
実は勾配は大したことないんだけど、巨大うちわでの応援のとき、嬉しくて毎回胸が苦しくなった。
と同時に、またまた息が出来ない!ふ〜〜ふ〜〜なんとか呼吸を整えて、早く下りになってくれ〜〜と思うしかない。
もうすぐというところで回転数もあがる。上りでも抜きまくり、結局100人くらいは抜いた。
バイクは練習会のたまものだ!

北周回も2回終わって、ようやく残り20km!おっなんか元気が出てきた!
やっとやっとバイクから降りられる〜〜!終わってランに移れる!やたら元気になってきた。
もう少しでトランジッションというところで、RUN中のしのぶ・西田さんを発見!「しのぶがんばれ!西田さんがんばれ!」と声をかけた。
後で聞いた話だが、私があまりに元気そうなんで、回りの走っている人達は笑っていたらしい。

RUNへトランジッション中、既に達成感でいっぱいだった。
「やった!やった!ついにRUNまできたーー!よし残り6時間ある!いける!がんばる!」
RUNが始まってしばらくは、また順調!結構軽い!このままいけば余裕で間に合う!
しかしそんな考えは甘かった・・・12km過ぎたくらいから足が痛い。それでも走りつづけたが、15kmくらいでついに歩いてしまった。
あーー絶対あるいちゃいかんのに〜〜そう思いながら、少し走っては歩き。
しかし18km辺りで思わぬ二人を発見!なんとしげと志郎だ!
しげはサドルが折れてバイク40kmを立ちこぎし、志郎も例の痛みに悩まされ、二人そろってつぶれてしまってて仲良く歩いていた!
「なんだーーー?!」でもなんか会えて嬉しい。でももちろん彼らは2周目。もうすぐ別れ道がくる。
でもそこまで一緒に走った。絶対完走せろよ!と励まされ、一人2周目に移った。

残り21km地点で時間はあと3時間。もしこのキロ10分ペースでは、18kmしかいけない!
ヤバイ!このままでは間に合わない!でも右膝も、左股関節も痛い。
でも間に合わないのだけは絶対いやだ!!!私はキロ8分で走ろう!と思いペースをあげた。
「痛くない痛くない。ほら大丈夫、走れるやん」と一人自分に言い聞かせ、間に合わなかった時のことを考えると泣きそうになり、絶対いやだ!と思い走りつづけた。
でもキロ8分は2kmしかもたなかった。。でもなんとかキロ9分で走りつづけた。 身体は前傾になり、痛い右膝をカバーするために、かなりのがに股になった。我ながらひどい走りだ、と思いながらも、そんなことはどうでもいい!なんとしても15時間に間に合いたい!アイアンマンになりたい!

残り10kmまできた。なんて長いんだ。たったの10kmなのに。もう何回も何回も計算を繰り返し、間に合うか?なんとかこのまま走れば58分くらいか!
でもそんなの何かあればもう過ぎてしまう。とにかく気持ちは焦っていて、半泣きだった。
しかも、いくつ越えてもまた坂道がやってくる。
一人「もーーー!」と叫びながら、足へのダメージも無視して、下りだけでも急いで下る。
あと2km!間に合うかも!やっと光が差してきた。街に入り、ついにあの残り600Mの看板が見えた!
やった!やった!もう気持ちは上り調子。ゴールに間に合う喜びに夢中で走った。
そしてそしてついに、大歓声の待つ門をくぐり、みんなが待っていた!そうVIKINGのみんなと一緒に手をつないで、ゴールに向かった。
うわーーーわーーーーーと大絶叫のなか、ついについにゴー―ル!!!
最高の瞬間だった!大興奮の中、みんなに胴上げされ、空中に舞った!
すごいすごい、今まで味わったことのない感動!こんな最高の気分はない。
ほんとうに頑張ってよかった!諦めなくてよかった!
私を支えてくれた仲間たち、応援してくれた沿道の人達、励ましてくれたTV局の方々、すべての人達に心から「ありがとう」を贈りたい。
I am IRONMAN !!


多田 陽子の「波乱のロードレース、無事?完走!!」
in ツール・ド・国東
2003年5月3日
5月3日に行われたツール・ド・国東。
私も無事完走しました!と言いたいところですが、実は、転んで怪我をしました。

オレンジロードの下りに入ってすぐくらい、全体でまだ20km地点くらいでした。
下り坂でドンドン加速してきて、怖くなって、直線だというのに、思いっきり後ろブレーキだけかけてしまって、 後輪がロックし、コンクリートの山斜面に激突しました。

なので、左半身全体を打撲し、特に左肘をやや深く、すりむきました。
その時は、「あーーやっちゃったーー」と思い、「終わった・・・」と思いました。
がしかし、5分くらいたって起き上がってみると、なんとか歩ける。
バイクも調べてみると、ハンドルが左に曲がってましたが、他は大丈夫そう。
ということで、とりあえずまた進み出しました。

あちこと痛いな〜〜と泣きそうな気分のまま進んでいると、いきなり「カーーン!」という音と共に、前輪ホイールに何かがあたった!
すぐまた「カーーン!!」なんだー?!と思い、慌てて止まってみると、なんと!!前輪ブレーキがフレームからぶっ飛んでいたのです。

そこは、下りの真っ只中。
今度こそ終わったーーと思いました。

ちょうど通りかかった中川さんが心配して声をかけてくれました。
状況を話すと「この先もアップダウンがメチャメチャ多いけん、やめとったがいいよー」と言われました。
「確かに。」腕からはダラダラ血を流しているし、前ブレーキがないままで後140kmは無理だ。
すぐそこで、頭から血を流してる人も見かけたし。

またその場にボーゼンと立ち止まること数分。
「でもでも完走したい!!ジャパンに向けての練習のはずだったのに、たった20kmしか乗ってない!練習になってない!」
このままリタイヤするのはあまりにも虚しい。。。

しばらく考えたあげく「よし!下りはずっとブレーキ握ったままで、上りをがんばろう!そうすれば練習にもなるし」と思い、また走り出しました。

それからなが〜〜〜い道のりの始まり。
上りで抜いた人達には、下りですぐ抜かれ、怪我の痛みもこらえつつ、ハンドルも斜めに持って、すれ違う方々には「転んだとねーー!?大丈夫ねー!」と声をかけられ、はや6時間。
そんなこんなでなんとか乗り切り、無事、ゴール到着!!

ゴールには、チームのみんなが待っていました。
みんな目を丸くして、感心するやらあきれるやら(笑)

でも本当に思うことは、今回完走出来たのは、ゴールで待っていたみんなのおかげだということです。
なぜって?それは、BIKEに乗っている間中、私はみんなのことを考えていたからです。
無事完走して、ゴールでみんなと笑って話してる場面を想像すると、どうしてもそこににたどり着きたくて、「怪我しちゃった〜」とリタイヤして戻るのだけは絶対にイヤで、こぎ続けていました。
みんなありがとうね。
これからも笑い励ましあって、がんばっていきましょう。

なんとも思い出深い一日でした。
終わり


井上 健司さんの「宮古島トライアスロン大会」
2003年4月20日
3年連続3回目の宮古島今年も来ました。
今年の目標は、ズバリ100位以内、そして来年の記念大会の2桁のゼッケン番号を付けること!
いつもにない緊張感の中、まず最初のスイム、今年からコースのレイアウトが変わり、変則な三角形の中を泳ぐ、多少のうねりがあったが、泳ぎやすく鋭角なコーナリングもなく、バトルも今までみたいにないし。
そうこうしているうちに実力通り、56分台(500番位)で上がった。(遅いなー)
このタイムなると、浜辺は宮古銀座。沢山の人が先に先に行こうとし、ごった返す。(本当に人が多い)

さあ、次はいよいよバイク。
チームVIKINGに加入し、練習会も参加し頑張って鍛えてきた。(こそ練含)結果を出したい!
とりあえず、自分の前にいる人を抜いていこう。とにかく前しか見ず走る。
練習の成果か、次々と抜いていける。っていうか周りが落ちてくる。
そしてバイクに乗ってる今の瞬間が心地よい。何?これは・・・。今迄にないこの感触!
そうこうしてるうちに、155kmを終え、トランジットへ
(バイクタイム4時間45分台、59位)・・・行ける。

ランの目標、3時間50分。この程度で行けば100位以内は入れる。よし!行くぜ・・・・!
着替えを終え、ランをスタートする。おっ。調子がいい足が前に出る・・・・・・。っが、
そう宮古のランのスタートは下り坂(3回目なのにまだ気づいていない。)
その後は応援の多い商店街、気持ちよく走り出すことが出来る。
自分のランの走りはそこまででした。
その後はいやおうなしに足は進まず・・・・熱い日差しに、頭は働かず、足はちょこちょこ前に出る程度・・。
やっとの思いで平良市陸上競技場のゴールにたどり着いたのでした。
(ラン 4時間25分)トータル10時間8分(148位)。

バイクでは自分の前にいる人たちをガンガンと抜き、ランでは、その抜いて行った人たちから、ガンガン抜かれました。(何でそんなに走れるの?)はぁー100位以内は遠い夢物語。
ゴールした後、冷静になり思ったのはランで抜かれた続けた悔しさよりも、ランで自分自身に負けた自分の弱さでした。
何であのとき頑張れなかったのだろう。違います!あの時、すでに自分自身が、守りに(もういいや、こんなに暑いし、 周りも弱ってタイムは遅いやろうetc・・・・・・・)入っていたのです。攻めの気持ちを忘れて。
他にも反省すべき点は沢山あるとは思いますが、自分自身に対しての攻めの姿勢も必要だなと実感しました。
今年も、様々なレースに参加しますが、どういう結果になっても、決して自分自身に悔いることの無いレースにしたいと思います。 終


井上 志郎の「宮古島トライアスロン大会」
2003年4月20日
今回のレースもまた、最後のランで歩くはめになってしまいました。 ゴールのテープを切ってからは悔しさでタオルを噛み締めていました。

今回初の宮古島。ロングディスタンス第2戦目。前回のニュージーランドでの反省点を活かすべきレースでもありました。

どこまでも続くエメラルドグリーンの珊瑚海、じりじりと照りつける太陽、そこに1500人の トライアスリート。南国のアイランドはまさに最高の地でした。

スイムは、まずまずの位置につけ21位。
得意のバイクに向けての良いスタートでした。しかし、バイクでは突然の足の痛みにおそわれ思う様に力を発揮できませんでしたが、何とか14位につけランスタートを迎えました。

1kmを7分ほどのペースで走るのがやっとで、それでも何とか20km地点までは走りました。
それからがとてつもなく長く、痛みと戦い、自分と向き合いながらの前進でした。

5月18日には、アイアンマンジャパンがあります。 このレースは、ハワイの権利を獲る為にも必ずや達成しなければならない大事なレースです。

結果がすべての競技スポーツですからこれからの一ヶ月万全の体調にもっていけるようにしていきたいと思います。
「井上 志郎の IRONMAN New Zealand」
2003年3月1日
「行ける!行ける!このまま行けばハワイの権利は獲れる!」バイク終了し、トランジッションを飛び出しました。

今回は私にとってアイアンマン初レースであり、初のロングでした。もちろん目指すはハワイのアイアンマンに出場し、日本人として世界の舞台で活躍することです。そういった意味でも、自分の可能性を試すレースでもありました。

3月1日AM7時まだ周りも薄暗い中スタートしました。スイムはあまりの人の多さにびっくり。わけもわからずただがむしゃらに腕をまわし続けました。途中ふくらはぎがつって、足首を曲げて泳ぐというアクシデントがありましたが、終わってみれば55分49秒とまずまずのタイムでした。トランジッションでは足全体がつってしまい、しばらく動けなくなりました。それでも何とかバイクにまたがりバイクをスタートしました。

やっと得意のバイクです。最初からガンガンぶっとばし、少しずつ順位をあげました。途中またまた足がつり、ゆっくりこいでは様子をみるという状態が中盤に幾度もありました。
もともと足がつりやすい体質なのか、よくこのことには悩まされます。

それでもそのまま押し切り、バイク終了時点ではエイジ2位。ハワイのスロットは私の年代は3人なので、このまま焦らず行けばハワイは目前だとそう思いランに移りました。最初は足が鉛のように重く、しかしこのままがんばって走れば足も軽くなるだろうという期待を胸にただひたすら走りました。

しかしさらに足は重くなり、腿に激痛がはしり、気づいたら足を引きずりながら走らざるを得ない状態になっていました。しかしまだ5km付近、何としてでも歩かないと決めてはいましたが、耐えきれず足を止めてしまいました。それからはただひたすら歩き続けました。それからは他の選手から抜かれる一方、あまりの悔しさに涙が止まりませんでした。

そして何とかゴール。終わってみれば11時間4分。ランは約5時間かかってしまいました。それから後は3日ほどロボット状態でした。

今回のレースで私はより一層トライアスロンの魅力に引き込まれました。本気でやってみたい!何よりトライアスロンをもっと楽しみたい!と思いました。

ハワイの権利は取れませんでしたが、確かな手ごたえはつかみました。5月のアイアンマンジャパンでは確実に権利を取りたいと思います。



「池形 成信のIRONMAN New Zealand」
2003年3月1日
総合27位 年代別2位 日本人2位 スイム52分 バイク4時間52分 ラン3時間29分 トータル9時間19分。いまいちです。バイクはよかった。

スイム・・・ニュージーは泳ぎやすいことから50分を切るつもりでいたのが52分かかった。スティーブンは50分でスイムアップしていたことから、50分を切っていてもいいはずだったが位置取りがうまくいかず、納得いかないタイムであった。

バイク・・・アイアンマン最高タイム。ハワイの目標タイムにしたい。3連覇のキャメロン・ブラウンと10分の差。手応え十分。日本人1位の濱野さんとは15分差を開けた。来年の目標はバイクでキャメロンを捕まえること!

ラン・・・キロ5分がやっと、平地のないコースに悩まされるがこれが実力。イーブンペースでいくことは出来たが、スピードが出ず。終わってからの筋肉痛を考えると、走り込み不足が考えられる。

総評・・・今の仕上がりでは十分満足できる結果。この記録を確実にハワイで出せるよう、トレーニングに努めるのみ。宮古島ではバイクで逃げ切り、優勝狙います!


アイアンマンNZのホームページで池形の写真発見!(By Yoccyann)
その他の写真はこちらから!⇒2003 IRONMAN NZ の写真集

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