第十一回まではこちら♪
 浦島 太郎 
by Taro
第二十一回浦島太郎 [VIKINGポジション]
7月16日(土)

VEあるじとして、当然VIKINGポジションを推奨している。
一緒に練習しているメンバーのポジションも少しずつ、前乗りに変わってきている。

そんな中、偶然3人が同じような症状を訴えている。
・膝がだるい
・膝が痛い
・大腿四頭筋が張る

それにはちゃんとした理由がある。
BBに対するサドル位置は前に移動はしても、前乗りのペダリングが出来ていない、ということ。
実は、ここからが難しい。
みんな、ペダルの踏み込み方、体重のかけ方が後ろ乗りのままだ。
ちなみに、VEでポジション、ペダリングがVIKING風に変わってきているのは、今のところ変態プロMだけかもしれない。

逆にみんな普通に近いポジションでよく走れてると思う。身体能力が高いんだろうなあ。

サイクリング界で俗に言われている前乗りを実践して、俗に言われている前乗りは四頭筋くる、を味わってしまっている。
企業秘密だからあまり公には出来ないが…
そして、重要なポイントを説明できる人間はあまりいない。

なあ、しげ。

第二十回浦島太郎 [IRONMAN SYNDROME]
4月1日(金)

アイアンマン症候群
現実離れしたレースをすることで、あるいはそのレースに対する準備をすることで、個人そのものが現実離れしてしまっている状態、日常生活に支障を来すことあり


・ 何を食べたか忘れるのは当たり前
・ 腹が減っていなくてもついつい食べてしまう
・ 食べ物は共有物
・ 練習しなければ3日間ぐらい風呂に入らないのも当たり前
・ その際、Tシャツを着替えないのは当たり前
・ 歯は磨こう
・ プールと風呂は違うモノだ
・ 靴下は洗わずにレースに備える
・ どうせ汚れるから
・ いつでもサングラス
・ オークリーが絶対だと…
・ シャンプーを流さずに風呂から出てきてしまう
・ その時腰巻きバスタオルが当たり前
・ 裸になる、自覚なしで
・ 女もパンツいっちょで着換える
・ ちんちんの先が見えてしまう
・ 何回も
・ 何人かの
・ カレーは飲み物
・ 朝からカレーライス
・ 練習会前でもカレーライス
・ あんこご飯も当たり前
・ コンデンスミルクは飲み物、缶のまま
・ コンデンスミルクがすぐなくなる
・ おいしいからと言い訳するのは当たり前
・ 酒はあまり呑まない
・ 呑まなくても酔っぱらいと変わらないのが当たり前
・ ベテランプロなのにバイクのゼッケンプレートを忘れる
・ 外国にいるのを忘れて、外人に日本語で話しかけるのは当たり前
・ 「あっ、久しぶり!」
・ 通じないのは当たり前
・ 写真撮影の時は笑顔(TJ5月号参照)
・ 普通におしゃべりしていて、ブルッと震えたら失禁(George)
・ レース会場で久しぶりに会う人は話ながら誰か思い出す
・ サンダルはサポートされてない
・ 段ボールで自作で満足、は当たり前
・ バイクコース間違えてもどる
・ ほとんどのことが気にならなくなっている
・ それでも1%の確率で苦手な人に出会ってしまう
・ 楽しく生きていたい
・ 普通の人にトライアスロンの説明、特にアイアンマンの説明は面倒だ
・ 面倒だが説明に慣れてきている
・ Forget Clubに入会できる
・ 俺たちはちょっと違う
・ そう思ってるだけで、変な奴らだと思われている

つづくかも

第十九回浦島太郎 [NZにむけて]
2月25日(金)

散髪をした。
「短くして」と頼んだところ、「どのぐらいですか?」と聞かれた。
コラム表紙の長髪だから無理もないか。

「坊主でもいいぐらい」というと、本を持ってきてどのぐらいだと聞かれた。
本には坊主のブラッド・ピットとちょい長め坊主のトム・クルーズが載ってた。
「この中間で」と答えた。
ということで、ブラッド・ピットとトム・クルーズのハーフの髪型になった。

決して清原ではない。

第十八回浦島太郎 [速くなる事、練習]
1月25日(火)

 いつのまにか、このコラムはVIKING、VIKING EAST兼用になっているが、VIKINGの練習会に参加していないので、EAST向きの話になってしまうかもしれない。
いずれにしても、考え方は千差万別あるのでVIKING EASTあるじとしてではなく、あくまでも個人的な意見として聞きながして欲しい。

 VIKING EASTの練習会は、バイクに自信のない人にとって、とても敷居が高いらしい。
『速い人たちだけが集まる練習』、そうなっているらしい。
結果、人が集まらず、まだ力のない人は寄りつきにくい練習会になっているようだ。
でも、チームの性格上、ただ集まって練習してるだけだから、無理に人を集めなくてもいいんだけど。
VIKINGの方が同じような現象が切実な悩みとしてあるかもしれない。

 そこで、大原則。

 速い事はえらい事ではない。勘違いしてはいけない。

 トライアスロン、特にアイアンマンという競技の性格上、速いという事は結果であって、重要なのは努力の程度と過程であり、それが一番重んじられなければならない。

 速い人から学ぶ事は多くあり、速い人と練習する事によって天井を取りはらう、その繰り返しで力がついていく。
練習では人との比較の速さより、自分に対する強さが評価されるべきだ。
残念ながら、客観的な評価は難しい、けれども、その強さを持っている人は必ず速くなる。静かに速くなる。
 できれば、動機づけも他人に対するものより、自分に対して持っていたい。
ハワイには行ってみたいけど、それよりどこかで自分の力を出し切れたらそれでいい。ハワイ行くけどね。

 しげとお互い苦しんで、気持ちよく追い込めた練習を終えた後、話す内容はいつも決まっている。
苦しんで、追い込んで、脚がどうかなりそうな非科学的?な練習をした後、必ず、ポジション、踏み方、体幹の使い方、スピード維持の仕方、登り方、ペース配分、心拍配分、そんな技術的、科学的?な話を静かにしている。
お互いにどうにかシュタドラーのように速くなりたいと思って練習しているから。

 それと、もうひとつ。

バイクの力がある人達も、練習を楽しんではいない。
憂鬱な気分を押さえ込んで、練習を始めている。
ただ、苦しんでも終わってしまえば、それは楽しかった事になる。今日もやってよかったと。

第十七回浦島太郎 [合宿の理由]
1月9日(日)

いい歳ぶっこいて、正月からヨダレたらして、VIKINGの連中と寒空の中バイクに乗った。
しかも、元日に飛行機で移動して。たぶん、普通ではないと思う。
出発前にVIKING EASTの大谷かんとく(義兄)におかしいという趣旨のことを言われたが、確かにおかしい。
強くなるから、という返事をしておいたものの、普通に考えてそう簡単に強くなるものではない。
でも、確実に強くなる。これは事実だからしょうがない。

なぜか?

普段から、VIKING=日本最速を意識して練習しているから。
それと、わざわざ遠征してまで一緒に走る本当の理由は、一緒に走ることで自分の力を再認識できるからだ。
普段の練習以上のスピード、強度をこなすことで、自分の練習の質を改善できる。
実は、遠征の効果が試されるのは、帰ってきてからの練習。あの時以上の、強度の、苦しさの練習をこなせるか、これにかかってくる。

ナオも、シンゴも前より強くなっていた。しげも夏、秋の合宿より良かった。
それでも、今回は着実に力がついていること、自分が強度の高い練習をこなしていけるという感覚を、今までにないほど実感できた。

近い将来、アイアンマンのバイクラップで5時間を切れると思う。
切れないかもしれないが、いけると思えることが大事。たぶん、切れる。

大幅に切りたいので、そのためには、シンゴも5時間を切って、しげは20分は上回ってもらわないと困る。
そうやって、自分の力を確認しているのだ。あ、ナオは5時間15分を目指そう。

たぶん、こうしてお互いに確認しあって、みんな強くなってゆくのだと思う。
実はこれ、結果よりも過程が楽しい。

第十六回浦島太郎 [おきて]
12月5日(日)

Q:VIKING EASTとは?
A:TEAM VIKINGのバイクスピリットを、関東地方で実践しているバイク練習仲間

1.所属チームは問わない
2.外人枠のバイク力をめざす
3.イージーでもハード
4.決して温存してはならない
4.低いハンドルの前乗りDHポジションにチキチキ、サドルマウントのボトルケ ージが標準装備
5.ディープリム以上のエアロホイール装着、できればリヤ・ディスクが望まし い
6.練習会は不定期だが、朝早い事が多い
7.練習場所は荒川→物見山、大井埠頭、ほかは思いつかない
8.本部の合宿にはできるだけ参加して、本部をびびらせる
9.ラン?本番で走ればいいじゃん

第十五回浦島太郎 [トライアスリートの夢]
12月2日(木)

夢はハワイに出る。とかそういう話ではなくて、 結構みんなみていると思われるトライアスリートならではの夢をみたりすることがあるのでは?

自分がよくみる夢は、だいたいパターン化していて、バイク修理や調整、ウェアや補給食の準備をしていたり、 会場に向かうためにあたふたしているうちに、レースが始まってしまっている。 でもなぜかその後はレースに参加していたりするけど、なかなか進めない。そんなのが多い。

ところが、この間みた夢はちょっと違っていた。
「え?、なんだよ今日レースなの?」とかなんとか言いながら、VIKINGの連中と会場に向かっていた。
バイクはいいけど、スイムなんて2ヶ月ぐらいしてないし。。。セッティング終わらせて、スイム開始。
夢らしく、なぜかいきなりTT方式でスタート。どうやら会場はコリアって事らしい。 泳ぎ初めてびっくり、すごい勢いで進む。モーターボートのように波をおこしながら泳いだ。 これだからスイムは分からない、なんて考えながらトランジッションへ。

外人さんのスタッフから渡されたのは、なんとママチャリだった。
誰かのように「まじかよ?、ありえねー!」とは叫ばず、当たり前のようにバイクを受け取って走り始めた。
究極の楽観思考で、ママチャリでもタイム出してやろうと思った。
おもしろいことに工夫すればDHポジションが取れるはずだと信じて、なんとかDHポジションをとったけど結局あきらめた。
あきらめた理由は、ギヤが軽すぎたから。
ハワイをインナーだけで走った娘のことが頭にあったからだろうけど、理由も矛盾している。

こういう夢達の意味は?
「次のレースこそ」というより、「いつの日か、アイアンマンに準備万端で臨んで、 もうこれ以上無理ってくらいがんばってフィニッシュしたい!」ってことなのだ。

たぶんね。

第十四回浦島太郎 [NORMANN "NORMINATOR" STADLER]
10月18日(月)

 ついにノーマンが、ハワイで勝った。

 トライアスロンを始めた頃から、なぜかノーマンが好きだった。
彼のプレイスタイルを知って、ますます好きになった。バイクで攻める、それを信条としていた。

 TJでも彼のランが改善されたら、なんて文章を読んだことがある。
Bullshitである。それを証明してみせたノーマン、すばらしい。

 今回のハワイ後のコメント
"They all told me that a cyclist can't win the race - Well, I just won!"

「みんな、どいつもこいつもおれにこう言った、サイクリストはアイアンマンでは勝てないぞ、って。
ところがどうだ、おれは勝ってみせたよ!」

やっぱり、ノーマンには信念があったのだ。

 そして、TEAM VIKING。
チームのみんながそうだとは思わないけど、同じことを信じて練習している連中がいる。
こいつはバカだと思われても、まとめようとせず、攻めていこう。

 ノーマンの勝利で、燃えているバカどもがいるはずだ。


第十三回浦島太郎 [a man walking with a bike on his shoulder]
10月6日(水)

写真は2004 Half Ironman UKでのスナップ、印象深い絵です。





男の名前はDan Jenkin、バイクラップは5時間4分。
バイクをかついで何キロ歩いたのか分かりません。

完走者リストに名前がありました。

第十二回浦島太郎 [ハワイバイクのシートアングル]
10月1日(金)

 シートアングルとは、シートチューブの角度。
ロードフレームで72°から74°、トライアスロンバイクとされるフレームで76°から78°、角度が大きい方が、より前乗りということ。

 IRONMAN HAWAII出場選手のバイクのシートアングルを調べたものがこれ。76°以上を前乗りと考えている。
フレームのアングルではなくて、実際のサドルの位置で分類。

 ちなみに男子プロで前乗り率は、全体と同じで52%、女子プロでは61%。
プロのバイクはハンドルをより低く設定しており、より前傾、前乗りの傾向が強い。

 1999年からの前乗りの減少、2003年の再逆転の意味は?

top.gif (178 バイト)